UAE初のカジノ施設が2027年にオープン予定

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米国ネバダ州に本社を置く統合型リゾート企業のウィン・リゾーツは5月7日(火)、アラブ首長国連邦(UAE)で建設が進む同社のカジノ・リゾート「ウィン・アル・マルジャン・アイランド」の画像を公開した。

同カジノ・リゾートは完成時には300m超のタワーを備え、現在40mまで建設中。リゾートに隣接するマリーナの22棟のプライベート・ヴィラを含む1,542室のホテル、また敷地内には7,500㎡のイベントセンター、15,000㎡の商業施設、22のレストランとバー、劇場なども建設予定に含まれています。

さらにこの施設の中には、UAE初となる統合型ゲーミングリゾート、いわゆるカジノも建設されることになっています。

場所はドバイ中心部から車で1時間ほどのところ。非常に利便性がいいことから、海外観光客にアピールし、ドバイやアブダビでとどまってしまう観光熱を誘い込むのが狙いです。

ウィン・リゾーツのCEOであるCraig Scott Billings氏はこのように語っています。

「ドバイで過ごす中で観光客の多さに驚いた。カジノリゾート施設を建設すれば、市場開拓できるだろう」

このひらめきに基づいて、カジノ・リゾート「ウィン・アル・マルジャン・アイランド」の構想がスタートしたようです。

しかし、イスラム教国ではギャンブルは禁止されています。規制も厳しいのですが、そんな中にあってもUAEでは、外国人はお酒も飲める、クラブに出入りできる等自由な雰囲気にもあふれ、諸外国の富裕層を集めてきました。多数の自由法改正も導入し、地域の貿易、観光、金融の中心地としての優位性を確保しようとしています。

UAEでもカジノ自体は禁止なのですが、合法化に向けた動きも出てきました。

2023年9月4日、連邦機関「一般商業ゲーム規制局(GCGRA)」を設立し、その指導者に米国ギャンブル業界の重鎮を起用。重鎮とは、米国ゲーム協会の元会長でMGMリゾーツ・インターナショナルの元CEOであるジム・ムーレン氏のことです。

ジム・ムーレン氏は規制局の方針を次のように語っています。

「一般商業ゲーム規制局(GCGRA)は、社会的責任があり、十分に規制されたゲーム環境を構築し、すべての参加者が厳格なガイドラインを順守し、最高の基準に準拠することを保証します。

規制活動を調整し、国内でのライセンスを管理し、責任を持って商業ゲームの経済的可能性の解放を促進します。」

2027年のカジノ・リゾート「ウィン・アル・マルジャン・アイランド」スタートに向けて、カジノ解禁の動きが加速しそうです。

そうなれば、UAEだけでなくイスラム教国初のカジノ施設となるでしょう。

UAE初のカジノIRはラスベガスの2倍の規模。約20億ドル(約3,000億円)を掛けたプロジェクトになっています。

ここで気になるのが日本人がUAEのカジノ施設を利用できるかです。答えは問題なし。

日本国内でお金を賭けたギャンブルをすると、賭博罪に問われますが、海外での行為には日本の法律は適用されません。UAE初のカジノIRまで海外旅行に行き、カジノで大儲け。そんな夢が実現することもあるでしょう。

しかし、ギャンブルでは大損することもあるので、賭けるお金の額はほどほどにしましょう。少なくても生活費はギャンブルには回さずに、余剰資金を活用してください。

話をカジノ・リゾート「ウィン・アル・マルジャン・アイランド」に戻しましょう。2027年スタート予定ということですから、今からが待ち遠しいところ。海外観光客も大勢集まり、きっと大いに賑わうことでしょう。

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この記事を書いた人

パチンコ・パチスロ大好きな大学生。パチンコ歴3年。パチンコ初心者に向けて情報を発信中。

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