名古屋市中区の店で常習的なバカラ賭博をしていたとして経営者ら逮捕!客は転落死

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6月8日夜、名古屋市中区にあるインターネットカジノ店が摘発され、店の経営者ら3人が逮捕されました。摘発されたのは中区栄のインターネットカジノ店「GReeeeN」で、逮捕されたのは小園大作容疑者(43)と従業員の男2人。

容疑は常習的なバカラ賭博。店内で客を相手にパソコンを使ってバカラなどの賭博をした疑いがもたれています。

警察は3人の認否を明らかにはしていませんが、パソコン16台や現金約260万円などを押収し、金の流れや容疑の有り様を調べています。警察は海外のカジノサイトで常習的に金銭をかけた賭博が行われていたと見ています。

逮捕のきっかけですが、警察は「賭博が行われている」との情報を得て、警戒を強め、同店に客3人が入店したため、店内を捜索。パソコンで金銭をかけてバカラ賭博などをしたとして、店内にいた経営者の男と従業員の男2人を常習賭博容疑で現行犯逮捕するに至っています。

バカラは「カジノの王様」との異名もあるトランプゲームで非常に人気もあります。バカラで遊ぶこと自体は違法ではありません。

違法になるのはお金を賭けてのゲームプレイ。日本では1円でもお金を賭けてバカラなどのゲームをプレイすると、賭博罪に問われます。

なぜ、賭博が違法なのかに関しては、最高裁判所が次のような見解を示しました。

「賭博は、勤労その他正当な原因によることなく単なる偶然の事情によって財物を獲得しようと争うことになり、国民に対して「怠惰・浪費の弊風を生じさせ」、健康で文化的な社会の基礎をなす「勤労の美風を害する」ばかりでなく、極端な場合には「暴行、脅迫、殺傷、強窃盗その他の副次的な犯罪を誘発」または「国民経済の機能に重大な障害を与えるおそれ」すらあると判示しています(最高裁判所大法廷昭和25年11月22日判決)。」

少し分かりにくいですが、健全なる経済活動の支障になるということでしょう。

これまでにもバカラ賭博で摘発された店、逮捕された容疑者がたくさんいます。

ただ、バカラ賭博で逮捕される事件はよくありますが、今回の名古屋市中区の「GReeeeN」の場合、別の動きもありました。それは、客1人が行方不明になっていて、捜査員がビル周辺を捜査したところ、隣のビルとの間で倒れている男性を発見。警察はその男性が行方不明の男性ではないかと調査を進めている段階です。

男性は頭から血を流して倒れていて、捜査の手を逃れようと図って、転落死に至ったのではないかと見られています。

バカラ賭博罪で逮捕されるのがいやだという気持ちから男性も焦ったのでしょう。けれども、死ぬ必要はありませんでした。

バカラ賭博罪で逮捕されることは不名誉であり、家族にも会社にも知られたら、面目も立ちません。それだけは勘弁してほしいとのことで逃亡を企てたのでしょうが、死んでしまっては意味もありません。

恥をかくのはつらいことですが、生きていれば汚名をそそぐ機会もあるでしょう。楽しいこともまたあるはずです。

それが逃亡中に死亡というのでは、残念無念でしょう。

バカラ賭博に関連して死亡事件が発生した事件は他にはないように思われます。全ての事件を調べたわけではありませんが、死亡者まで出すとなると、事件の影響が大きかったことが分かります。

とにかく、罪を犯した容疑者は反省して、ペナルティを受け、今後は同じような罪を繰り返さないようにしてほしいです。合わせて、亡くなられた方の供養もしてもらいたいところ。

自分の店で死亡者が出たことは一生の後悔になるかもしれないので、気持ちを入れ替えて、出直してほしいです。

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この記事を書いた人

パチンコ・パチスロ大好きな大学生。パチンコ歴3年。パチンコ初心者に向けて情報を発信中。

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