パチンコの時短とは?意味や仕組みを初心者にもわかりやすく解説

パチンコの時短とは解説 アイキャッチ画像

「今更だけどパチンコ用語の時短てどういう状態?』

「S Tと時短って何が違うの?」

こんな悩みはパチンコに興味はあるけど、よく分からないなんて方に多いですよね。

そんな方に向けて本日は、パチンコの『時短システム』について詳しく解説します。

知識を深める意味でも、ぜひ参考にしてみてくださいね!

本記事で解説する内容
  • パチンコの時短とは?
  • S Tと時短の違いについて
  • パチンコにおける時短の使われ方
  • 各機種に分けて時短を紹介
  • 時短に関する質問
目次

パチンコの時短とは

パチンコの時短とは正式名称、『時間短縮変動』の略称です。 

簡単にいうと、通常時よりも球の減少を抑えつつ回転させることができる区間を指します

また、通常であれば1回転ごとに長い演出が発生するパチンコでも、時短中はデジタル変動時間(演出時間)等がカットされ、高速で回すことができるため、時短と呼ばれています。

大当たり後に突入することが多く、100回転などで設定されている台が一般的です。

以前は、時短のつけられるタイミングは大当たり後で、かつ100回転以内と決まっていましたが、2019年の基準改定によって、必ずしも大当たり後でなくても、100回転を超える時短であっても良しとされ、制限が無くなりました。

パチンコの時短とSTは大当たりの確率が異なる

パチンコの時短とSTの違いとして、

  • 時短は『※電サポ(電動サポート』が付いており当選確率は通常のまま
  • STは確変(確率変動)のことで当選確率が通常より優遇される

ということです。

※電サポ(電動サポート)…パチンコの大当たり時にパカパカ開く開閉部分を電チュー(電動チューリップ)と呼びます。

電チューは通常閉じており、大当たりなどの条件を満たすと開閉する仕組みとなります。

電チューがパカパカ開いている状態を電サポといい、同じ球数でも多く回転させるサポートをしているため、そう呼ばれています。

以下の記事で電サポについてより詳しく解説しているので、気になる方はチェックしてみてください。

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例えば、パチンコ 新世紀エヴァンゲリオン〜未来への咆哮であれば、通常時は1/319.7で大当たりに当選します。

当選したら、通常(3R通常)か確変(10R確変 or 3R確変)かの振り分けがされるわけですが、時短と呼ばれるのは3R通常を引いた場合を指します。

その際、100回転の時短となるわけですが、時短中の当選確率は1/319.7のままです。

一方、STというのは10R確変 or 3R確変に当選した場合を指します。

エヴァンゲリオンのST時のスペックは当選確率が1/99.4になるため、163回転のST中は当選確率が優遇されるということになります。

パチンコでの時短の使われ方

パチンコにおける時短の使用方法を改めて解説します。

確変を取れなかった場合のチャンスタイムとしての時短

台によっては時短を『チャンスタイム』と呼ぶ台も存在します。

つまり、大当たり(確変)を引けなかった際の、救済機能のようなものですが意味は同じです。

当然チャンスタイム中は、演出が高速化されるため、1回転ごとの処理が速くなります。

通常時に演出時間が長い台ほど、チャンスタイム時は効率よく回すことができるということですね。

また、パチンコ台によっては、通常時ハズレの演出であったとしてもチャンスタイム中に発生すると当たりが確定するパターンなどが存在します。

時短中に大当たりを引くことでラッシュ突入タイプの機種

時短の主な役割は『時短中に大当たりを引くことで、引き戻し(確変に昇格することができる)ということです。

『突破型』と言われるシステムを搭載しているパチンコ台の場合、通常時の大当たりのほとんどは通常(確変ではない)当たりからスタートして、時短中に当たりを引くことでメインのラッシュとなる確変がスタートする流れとなります。

時短中は、平均して5玉に対して、3個は賞球を獲得できる(電チューに入る)ため、ほとんど玉を減らすことなく遊戯し続けることができます。

そのため、仮に初当たりで通常当たりを引いたとしても、

通常 → 時短(チャンスタイム) → 時短中に大当たり → 確変 と一気に大量出玉に繋がる可能性があります。

C時短(突然時短)

今までご紹介した、大当たり時の通常当たり(確変以外)に付与される時短をパチンコ用語で『A時短』と呼びます。

そのほかに、いわゆる『※遊タイム』と呼ばれるB時短が存在しますが、スマパチの導入にあたって、更にC時短(突然時短)のシステムが導入されました。

C時短とは、確変などの大当たり確率が変動していない状態でのみ抽選を行っており、当選すると、その時の回転数に関係なく時短がスタートする機能のことです。

似ている用語でCタイムというのも存在しますが、こちらは大当たりの引き戻しを目的とした機能のことで、C時短とは異なります。

※遊タイム‥大当たり確率の2.5〜3倍を通常時に回すことで突入する時短のこと。

例えば、遊タイムを搭載している大当たり確率1/100の台であれば、通常時250〜300回転の間で遊タイム(B時短)に突入する。

現行でC時短が使われている代表機種はスマパチソード・アート・オンライン

C時短が使われている現行機種で有名なパチンコだと『スマパチ ソード・アート・オンライン』があります。

本機は、※ラムクリ後1回転目に閃光アタック(Cタイム)からスタートするというシステムが搭載されており、そこで33%を引くと時短111回転がもらえます。

これだけだと、恩恵は弱いと思われるかもしれませんが、111回転の時短中に大当たりを引くと必ずRUSH(

確変)に入るため、展開によっては朝一からの好スタートを切ることができます。

※ラムクリ‥ラムクリアの略称でパチンコのデータを完全に初期化すること。前日、確変途中などで終わっている場合、ラムクリをしないと翌日も確変からスタートしてしまうため、ホール側でラムクリアを行う。

チャンスタイムの時短で大当たり確率が低い機種もある

特殊な例として、時短中に当選確率が変わる台が存在します。

代表例を挙げると2023年8月に導入された『P フィーバーガンダムSEED』です。

大当たり確率が、1/319のミドルタイプですが、大当たりの振り分けは、60%で確変突入となります。

残りの40%を引いた場合に、100回転の時短となるのですが、時短中の大当たり確率が約1/600となっており、時短中の当選確率が変わる珍しいシステムを搭載しています。

似ている台で、『P 真・北斗無双 第4章』の場合、

1/319のミドルタイプで、通常当たり後に同じく100回転の時短に入りますが、時短中は約1/288に当選確率が若干上がる機種なども導入されています。

パチンコの時短解説 まとめ

本日はパチンコの『時短』について解説をしました。

抑えておきたいポイントとしては、

本記事のまとめ
  • 時短中は、玉の消費を抑えつつ高速で回転数を上げることができる
  • 時短中は大当たり確率が通常時と同じになる(例外あり)
  • 通常当たり(時短)中に大当たりを引くことでRUSHに突入させることも可能
  • 時短は3種類(A時短・B時短・C時短)が存在する

ということでした。

様々なパチンコが年々導入されている中で、新しい時短も今後登場することでしょう。

時短を備えている台の場合、公表しているRUSH突入率も時短での引き戻しの確率を加えての突入率となっているため、実践する台の性能を事前に把握しておくことは非常に大切なポイントです。

パチンコの時短に関するよくある質問

ここではパチンコの時短で非常に多い質問を集めました。

時短は全て右打ちなの?

現在導入されている台は、右に電チューがあるため、時短の際の打ち方は右打ちが基本となります。

時短の主な役割は、電チューによる電サポの恩恵を受けることにあります。

時短の回数が多い台は?

時短が搭載されている場合、多くは100回転での時短が多いですが、

  • ダンまちフィーバー
  • 大海物語4スペシャル

など120回転の時短が搭載されている台も中には存在します。

時短の大当たり確率は通常時と同じなの?

ほとんどの台は、時短中の大当たり確率は通常時の確率と同様に抽選を行っています。

1/319のミドルタイプであれば、100回転の時短でも約25%の引き戻し確率があると言われていますが、中には、『P フィーバーガンダムSEED』など時短中大当たり確率が変わる台も存在します。

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この記事を書いた人

パチンコ・パチスロ大好きな大学生。パチンコ歴3年。パチンコ初心者に向けて情報を発信中。

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