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12月12日(月)、いよいよ映画賞レースのシーズン本格化を告げる、映画賞のハイライトの一つであり、アカデミー賞®前哨戦の一つに数えられる第80回ゴールデングローブ賞のノミネート発表が行われ、キャリー・マリガンが助演女優賞に見事ノミネートされました!

ニューヨーク・タイムズ紙の女性記者、ミーガン・トゥーイーを演じるキャリー・マリガンは、今回のノミネーション以外に2度の米アカデミー賞®ノミネート歴を持ち、その華々しい経歴にゴールデングローブ賞が加わることに!
さらに、先日発表となった第27回サテライト賞の脚色賞(レベッカ・レンキェヴィチ)や、各地の映画批評家協会賞で続々とノミネーションを果たし、衝撃の告発記事が映画業界や国を超えて世界中の性犯罪、セクシャルハラスメントの被害の声を促すキッカケとなった今大注目の本作。
受賞発表は2023年1月10日(火)(※現地時間)に実施となります。ぜひ受賞の行方にもご期待ください!

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【第80回ゴールデングローブ賞 映画部門 ノミネート】
 助演女優賞(キャリー・マリガン)

【第27回サテライト賞 映画部門 ノミネート】
 脚色賞(レベッカ・レンキェヴィチ)

【アメリカ映画協会賞】
 作品賞(マリア・シュラーダー監督)

【ラスベガス映画批評家協会賞 ノミネート】
 脚色賞(レベッカ・レンキェヴィチ)

【ワシントンDC 映画批評家協会賞 ノミネート】
 脚色賞(レベッカ・レンキェヴィチ)

【セントルイス映画批評家協会賞 ノミネート】
 作品賞
 脚色賞(レベッカ・レンキェヴィチ)
 助演女優賞(キャリー・マリガン)
 助演男優賞(アンドレ・ブラウアー)

【ニューヨーク・オンライン批評家協会賞】
 作品トップ10選出
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現地時間12月8日(木)に国際プレスアカデミー主催、アカデミー賞®前哨戦の一つにも数えられる、第27回サテライト賞のノミネート作品が発表され、脚本を執筆したレベッカ・レンキェヴィチが脚色賞にノミネートされました!

この度ノミネートされたレベッカ・レンキェヴィチは、パヴェウ・パヴリコフスキ監督と共同で脚本を手掛け、第87回アカデミー賞®でポーランド映画史上初の外国語映画賞に輝いた映画『イーダ』(2013)で知られています。
プロデューサー陣は、映画業界だけでなく文化全体の重大な分岐点となった調査報道を映画化するにあたり、物語の焦点を調査の裏側、そしてサバイバーと目撃者に置くべきだと考えました。そこで、激しく感情を動かすテーマ性のある視点と、専門的な描写とを驚くべき構成力でまとめ上げる手腕を持つレベッカに白羽の矢が立ちました。プロデューサーや原作者で新聞記者のジョディ・カンター、ミーガン・トゥーイーと協力し、3年かけて本作の脚本を完成させました。
監督のマリア・シュラーダーは「レベッカの脚本は、この映画がワインスタインをメインに描くものではなく、ジャーナリストたちと、自分に起きたことを語るために立ち上がったすべての女性についての映画であることを明確にしていた。ハリウッドよりも何か大きなことを描いていた」と惜しみない賛辞を贈っています。

妨害を受けながらも信念を曲げず調査を続けたジャーナリストと、証言を決意した勇気ある女性たちの姿を誠実に描いた脚本に注目が集まります。授賞式は、現地時間2023年2月11日(土)に開催されます。ぜひ受賞の行方にもご注目ください!